投資に興味がある方も多いでしょう。普段はいたって普通のサラリーマンが趣味で投資を始めて、大金を稼ぐなんて方もいるんです。そこまで大きな夢ではなくても、ちょっと興味があるから始めてみたいという方の為に、投資についてご紹介いたします。

投資を始めようとはじめの一歩を踏み出す男性

投資家たちに注目される時価総額が激減した三菱自動車

株価というものは、その会社の業績が良ければ上がりますし、悪ければ下がるものです。また、その会社が画期的な新技術を開発したなどといった良いニュースが報道されれば株価は上がることが多いですが、不正や不祥事などネガティブな報道がなされると下落するのが普通です。一例として、三菱自動車の株価について取り上げてみましょう。2013年5月、三菱自動車株が急騰したことがあります。その背景にあったのは、同社の好業績です。当時は円高が一服し、急激な円安へと転じたことなどが追い風となり、10年ぶりに過去最高益となる決算が発表されたのです。
一方、三菱自動車に関しては、良くないニュースも何度となく報道されてきました。最近では、燃費データーの不正改ざんに関するニュースが記憶に新しいところです。この不正が発覚し、どのニュース報道でも大々的に取り上げられるようになったのは、2016年4月後半のことです。4月20日、同社株は場中で880円という高値を付け、733円という終値で取引を終えました。しかし翌21日、230円も安い503円から取引を開始した同社株は、場中には489円という安値を付け、504円で取引終了を迎えます。数日後となる28日には412円という年初来安値さえ記録しました。
さて、投資家たちが注目する指標の1つに、「時価総額」というものがあります。これは、その企業の発行済株式数にその時の株価を乗じることで計算されるもので、これによりその会社の企業価値が評価されます。三菱自動車の発行済株式数はおよそ9億8,3662万株です。したがって、不正発覚前、株価が880円という高値を付けていた時の時価総額はおよそ8,656億円でした。しかし、発覚後の安値412円の際の時価総額は、およそ4,053億円です。つまり、この不祥事により、わずか数日間で4,600億円以上もの企業価値が失われたことになります。